リスト数316件
獲得アポ22件
アポ率7%
独立開業後、当初想定していたよりも顧客の増加が伸び悩んでおり、集客面に課題を感じていらっしゃいました。
インバウンド施策だけでは不十分と考え、アウトバウンド施策を検討される中で、限られた社内リソースでも実行可能な方法として、テレアポ代行の活用を視野に入れられました。
■アプローチ全体設計
独立開業間もないタイミングで、初めての営業活動という背景がありました。そのため、
「事務所のステータス × 商品設計 × ローカル特性」
を踏まえ、どの程度アポイントにつながるかを検証しながら進める設計としました。
税理士顧問契約の意思決定権は代表者様(社長)にあるため、まずは社長アポが可能な企業を中心としたリストを作成し、アプローチを進めることでご同意いただきました。
■リスト設計
開業間もなくPRできる実績が少ない状況でしたので、「地の利」を最大限に活かせるローカル特化型のリストが必須と判断しました。企業データベースでは精度が荒くなってしまうため、Googleマップを活用し、「事務所最寄駅から徒歩圏内」の企業に絞って母集団を構成しました。
その上で、「担当者=決裁権者=社長」という構図になりやすい小規模事業者を優先的に抽出。
初回ターゲットは飲食系の個人店舗に設定し、テスト的にアプローチを進めることで、手応えのある業種・エリアを把握しながら設計を調整していきました。
■トーク設計
実績が少ない中でも、地元に特化したリストを活用することで、「身近で最もお役に立てる税理士です」という親しみやすさをベースにトークを構築しました。
また、アポインターが電話をかけることに対して違和感を持たれないよう、「なぜ個人事務所なのに、外部のアポインターが電話しているのか?」という点について事前に裏合わせを行い、ローカルらしさを壊さない自然なストーリー設計を行いました。
狙い通り、社長とのアポイントを22件獲得できました。そのうち2件が顧問契約の受注見込みとなりました。
また、顧問契約には至らなかったアポイントについても、地元の経営者さまとのパイプを多数構築できたことは、今後の事務所運営において非常に大きな財産となりました。