リスト数189件
獲得アポ13件
アポ率6.88%
WEB経由のリードやご紹介から受注をしていましたが、事業の成長スピードに限界を感じるようになりました。
そこで、新たなチャネルとしてアウトバウンド施策に取り組み、より積極的に顧客を獲得したいと考え、テレアポ代行の導入をご検討されました。
■アプローチ全体設計
導入予算や決裁までの期間を考慮した結果、アプローチ対象は私立中学・高校に限定いたしました。
また、教員の皆さまが非常に多忙であることを踏まえ、架電前に手紙をお送りし、一次情報を事前にお伝えできるよう設計しました。
架電時には「手紙の存在をある程度ご認識いただいている状態」を作り出すことで、スムーズなコミュニケーションと、接触率の向上を狙いました。
■リスト設計
都内の私立中学・高校のうち、教育方針として「外国語教育や留学に注力している」学校を1校ずつリサーチし、リストを精査しました。
事前調査では以下のような点を重点的に確認し、トークにも反映できるように設計しています。
①英語教育の取り組み状況
②海外研修・実習の有無
③留学制度や海外大学進学への取り組み状況
■トーク設計
学校向けのアプローチにおいては、「多忙な教職員の方と、どう接触するか」が大きな課題となります。
接触率を上げるために、以下のトーク設計を徹底しました。
①受付の方に警戒されないよう、柔らかく丁寧なトーンで話しかける設計
②担当者がご不在の場合、次にお電話すべき日時を丁寧に確認し、確実に再架電する運用
担当者と接続後は、強引さを避けつつも、商談に繋がるように以下の対応を準備しました。
①「お忙しいためお電話は難しい」とのご回答には、メールでのご連絡をご提案し、商談機会を確保
②「今はタイミングが合わない」とのご意見には、次回架電の時期を設定し、間をあけて再アプローチ
これらの運用により、無理のない形で教育機関との接点をつくる体制を整えました。
アウトバウンド施策として「手紙送付と電話アプローチ」を組み合わせた結果、13件の商談(アポ率6.8%)を獲得できました。
特に、事前に手紙を送ることで、電話時の認知度を高める効果が見られ、スムーズな接触とヒアリングにつながりました。
この結果から、手紙と電話を組み合わせたアプローチの有効性を実感することができました。
また、教育機関という接触の難しい業界においても、丁寧な事前設計とコミュニケーションにより、高い成果が上げられました。