リスト数814件
獲得アポ31件
アポ率3.81%
新型コロナウイルス感染症の影響により、ニーズの急激な高まりが見込まれる中、インバウンド施策だけでは、ターゲット層へのスピーディな訴求が難しいと感じていらっしゃいました。
また、広告費の高騰などによりインバウンド経由での集客コストが増加していたことから、コストパフォーマンスを重視したアウトバウンド施策の検証が急務となっていました。
■アプローチ全体設計
新型コロナウイルス感染拡大という刻々と変化する状況下において、スピード感をもってターゲットにアプローチできる体制を早急に構築することを優先しました。
短期間で架電体制を立ち上げる必要があったため、テレアポ経験のあるアポインター3名と、マネージャー1名の計4名体制を整えました。
架電を進めながら都度分析・改善を繰り返していく「走りながら改善する」という方針をクライアント様と共有し、柔軟かつ迅速な運用設計を実施しました。
■リスト設計
クライアント様との打ち合わせを重ね、インバウンドでは接点を持ちにくい法人・団体との商談創出を目的としたリスト構成としました。
特に以下のような大口受注が見込まれるターゲット層に絞り込みました。
①教育関連機関(学校法人など)
②海外との接点が多い企業・団体(例:渡航者向けPCRニーズのある企業)
また、コロナ対策に関する情報が公開されている企業については、事前に情報を収集・整理し、トーク内に活かせるようリストに盛り込みました。
■トーク設計
社会全体が不安定な中でのアプローチであったため、言葉の選び方には特に注意を払い、「トゲのない」「相手に寄り添う」表現を心がけました。
クレーム防止の観点からも、過度なペイン訴求(不安を煽る表現)は避け、会話の中で相手の状況や課題を丁寧に引き出していくコミュニケーション重視のスクリプト設計としました。
また、初回アプローチから一方的な提案にならないよう、共感をベースとした会話構成にし、クライアント様のサービスに対する安心感を育めるよう配慮しました。
稼働開始からわずか3か月という短期間で、計31件のアポイントを獲得することができました。
その中には、団体や大口の契約につながる商談も複数含まれており、アウトバウンド施策として非常に高い成果を上げることができました。
これにより、従来のインバウンド中心の集客から一歩踏み出し、短期間でも成果につながるアウトバウンド体制を構築できた成功事例となりました。