こんにちは。営業代行の河合です。
突然ですが、みなさん、自信はありますか?未経験のことでも、自信をもって行動できますか?
・・・私ですか?
私はわりと根拠のない自信に溢れている方です。
「根拠はないけど、なんかイケる気がする!!」
って脳内ハッピーになってる人、たまにいるじゃないですか。それですよ。
できる根拠はないので、当然失敗することが多く、「ほれ見たことか」と指さされることも多いです。
ですが仕事の一部を外注化していたときに、
「根拠のない自信って大切だったんだな・・・」
とつくづく思ったので、改めて考えをまとめておこうと思った次第です。
Contents
意外と多い?自信がなく、自己肯定感の少ない人たち。
私自身はだいたい根拠のない自信のオーラがぷんぷんしてるものですから、気がつくのが遅かっただけかもしれません。
ですが意外と多いのでしょうか?自信がなく、自己肯定感の少ない方。
仕事の外注化を進めていく上で多くの方とお話する機会が増えたのですが、そのうち一定の割合で自信のない方がいらっしゃいます。むしろ、未経験・初心者の方ほど、自信がないように思えます。(当たり前ですが)
ですが仕事を依頼する側として、これはすごくもったいないなと感じます。
なぜなら自信がなく謙遜している時点で、「あ・・・(残念な顔)」と察してしまうからです。
本当はその仕事ができたかもしれません。
むしろ、もっとハイレベルな仕事ができる可能性だってあります。ゼロではありません。
しかし未経験だからか「できるオーラ」を放っていないと、それだけで機会損失でございます。
実際に「できる・できない」は、やってみないと分かりません。
ですので未経験だろうと、「やってみないと分からない = できる可能性がある」なのですよ。つまりは、「できる可能性がある」のですから、堂々としていていいのではないかなと。
根拠のない自信のメリット
とはいえ、やったことのない仕事に対して、堂々と振舞う・自信を持つことは、メンタルのネジが2~3個吹き飛ばないと難しいこと。
そこで役に立つマインドが、「根拠のない自信」でございます。
「できる根拠はないけど、なんかできそうな気がする。」
文字だけ見ると、ちょっと痛い子ですけど、とても大切なマインドだと思います。
「根拠のない自信」を持って損することはありません。それどころか、次のメリットが受けられます。
堂々と振舞える。
やったことない仕事。はじめての環境。人間ならばドキドキして萎縮するものです。
しかしこれが非常にもったいない。ドキドキ萎縮しているだけで、貴重なチャンスを取りこぼしてしまいます。
そこで「根拠のない自信」を持ってみましょう。「やったことはないけど、たぶんできるぞ」と。
するとどうでしょうか。あれほどドキドキ萎縮した緊張感がなくなり、堂々と振舞えるではありませんか・・・!!
ま、こんな風に言ってますが、私自身も昔は極度の人見知ラーで、はじめての環境では小さく丸くなってるタイプでした。
ですが根拠のない自信を持つことで、堂々と振舞えるようになりました。できる根拠はないのですが、「なんとなくできる!」と思うだけでのこの効果。マジありがたいです。
失敗を怖がらない。
根拠のない自信の怖いところって、失敗を怖がらないところだと思うのです。
だって、ある種の無敵状態じゃないですか。根拠もないのに、自信があるのですもの。
それは失敗を怖がらないで、手を出しちゃいますよ。
はじめての仕事・環境では、だれしも失敗を怖がります。ちょっと控えめになります。
自分の身を守る、当然の反応かと思います。
ですが仕事の世界では、ちょっともったいないかなと。
できる可能性がゼロでないのに、一歩踏み込めなかったがためにチャンスをモノにできなかった。
新規営業でいえば、断られるのを怖がってしまい、受注できなかった・・・でしょうか。
「できる・できない」に根拠を求めてしまうと、恐怖で足が進まなくなる時があります。
ですので、「根拠のない自信」でございます。根拠がなくても自信さえあれば、失敗なんて怖くありません。
だって本人は「なんとなくできる!」と思っているのですもの。
失敗しても立ち直れる。
ちょっと痛い子の根拠のない自信。でもメリットはたくさんあります。
その1つが失敗しても立ち直りが早いことです。
だってそうじゃないですか。
根拠はないけど、「できる!」って思っているのですもの。1回、2回失敗しても、すぐに「俺ならできる☆」と痛い子発言が復活します。
近寄りがたい痛さを放ってますが、厳しいビジネスを生きるには、とても心強いメリットではないでしょうか?
根拠はないですが、失敗しても立ち直るのは早いですよ?
いつまでもクヨクヨしないで次に進める。たくましいビジネスパーソンの誕生であります。
だから最後はできるようになる。
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・堂々と振舞える → チャンスを逃さない。
・失敗を怖がらない → チャレンジできる。
・失敗しても立ち直れる → 何回もチャレンジできる。
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根拠のない自信によるメリットをまとめてみると、このようになります。
チャンスを逃さず、失敗を恐れずチャレンジする。失敗しても、何回もチャレンジする。
その結果、最後は本当にできるようになります。
根拠のない自信は、いつかは本当の自信に変わります。
なんかこう書くと美談すぎてかゆいですけど、基本的なセオリーはこの通りだと思います。すべてのはじまりは、「根拠のない自信」ですよね。
根拠のない自信は営業でも大切。
根拠のない自信について考えるきっかけになったのは、仕事の外注化です。
仕事を依頼するときにも、根拠のない自信を放っている人って重要だと思ったからです。
ですがふと振り返ってみると、「根拠のない自信」って、営業でもすごく大切じゃないですか?
[box class=”blue_box”]
・堂々と振舞える → お客さんに安心感を与える → チャンスを逃さない。
・失敗を怖がらない → 可能性が低くてもお客さんに飛び込める → チャレンジできる。
・失敗しても立ち直れる → 断られても、再アプローチできる → 何回もチャレンジできる。
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これが完璧にできたら、そら売上増えますわな・・・と思った次第です。
ですので逆に初対面のお客さんに会うときに、根拠のない自信が足りない方は、少しもったいないかと思います。
本当は十分に受注できる可能性があっても、自信に根拠がないだけで損をしている部分が多いかなと。
自信に根拠はいりません。根拠がなくても、自信を持っていいのです。いえ、持つべきなのです。
でも根拠のない自信だけじゃ、ダメ。裏付けが必要。
このようにまとめると、「根拠のない自信があれば最強」と勘違いされそうですが、ちがいますよ。根拠のない自信だけではダメです。
大切なのは裏付けです。
根拠はないけど、できる気がする。そう思ったときに、
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・どうすればできるのか?
・できるためには、どんなスキルが必要か?
・達成するために必要なプロセスはなにか?
・障害となる競合他社はだれか?
・どんな協力が必要か?
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と、冷静に今の自分のポジションを分析する必要があります。
自分のポジションを分析すると、たいていの場合は達成の見込みの低いポジションにいることが分かります。
ですが、ご安心くださいませ。
だって、あなたはそれでもできるのですから。根拠はなくても、現状を分析した課題をクリアすれば、目標は達成できるのですから。
これが根拠のない自信の正しい使い方でございます。
まとめ:根拠のない自信はメリットが多い。
仕事の外注化を進めていくうえで、ふと「根拠のない自信」について思ったことをまとめました。
「できる・できない」は、やってみるまで分かりません。それであれば、開始するまで堂々と振舞っていた方がお得だと思いませんか?
仕事を受注するときも、根拠のない自信は大切です。
ですが根拠のない自信を持つときは、冷静に現状分析することをセットにしてくださいませ。
これが抜けてしまうと、ただの脳内お花畑になってしまいますよ。