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なぜ独立は失敗するのか?独立3年目にしてその原因を考えてみた。

こんにちは。営業代行の河合です。

 

いっつも忘れてしまうのですが、2017年6月1日が私の人生初の独立記念日です。

ですので、まる2年がたちました。いよいよ3年目になりました。どうぞよろしく。

 

「独立といえば、廃業。廃業といえば、借金返せなくてヤバいんじゃないの!?」

 

とすぐに心配してしまうほど、独立後の廃業率って高いじゃないですか。

勢いにまかせて独立した私だって、廃業率だけはしっかりチェックしましたよ。

出所のデータによって数字は変わるものの、

企業生存率
1年後 60%
5年後 30%
10年後 10%

企業生存率って、かねがね低いですよね。見ただけで戦々恐々です。

なので退職の意向を伝えるのも相当ビビりましたし、その後独立するに至っては1週間にわたる暗黒期を過ごしました。

 

曲がりなりにも2年間生き残ったワケですが、これまでサバイブしてみると、「なるほど、こうやって独立した同志たちは廃業していくのだな・・・」と感じる瞬間がたくさんありました。

本日は独立3年目のお祝いをかねて、「なぜ廃業するのか?」を考えてみようと思います。

 

なぜ独立した同志は消えていく?廃業する3つの理由。

独立したものの、夢かなわずに廃業する理由は3つあると感じます。

 

[box class=”blue_box”]

1・商品(サービス)が思ったより売れないから。

2・経費を使いすぎるから。

3・時代の流れが変わるから。

[/box]

 

「なんだ、当たり前のことじゃん」って思いましたか?

イエス、その通りでございます。これはとても当たり前のことだと思います。

ですが当たり前の壁が高すぎて、登り切れずに脱落してしまうのですよ。

 

あれ?思ったより売れないぞ問題。

独立しておそらく最初にぶつかる壁は、商品(サービス)が売れない問題です。

当初予定していた数量が売れないと、資金がショートします。その後、売上が回復すれば持ち直しますが、売れない状態が長引けば、そのまま墜落でございます。

会社員時代で営業をやっていて「営業は得意だから大丈夫!」という方も、この壁にはぶつかります。

 

・・・なぜだか分かりますか?

 

・・・イエス、そうです。営業ができても、そもそもの商品設計が悪ければ売れないからですよ。

これは私も痛いほど経験しました。

独立当初、地域密着型の営業代行()をスタートしようとしましたが、これが面白いほどに売れませんでしたからね!!

 

地道に営業するも、まったく売れない。

幸いにして副業からはじめていたWEB事業の収入と元勤め先の下請け業で収入が確保されていたので、ことなきを得ました。

しかしこれが売上ゼロからの独立だったら、この時点で私は退場でした。

 

経費使い過ぎ問題。

さて、独立して商品が運よく売れたとしても、次の壁がすぐに迫ってきます。

イエス、それは経費使い過ぎ問題でございます。

売上が上がるときって、二次関数的に増えるのではなくて、爆発的に増えるのですよね。ですので、大多数の人がここで勘違いをします。

 

「やべ。俺、成功しちゃったよ・・・」

 

あなたの身近で急にお金の使い方が派手になった人はいませんか?いたとしたら、要注意ですよ。

なぜなら爆発的に増えた売上は、空気の漏れる風船のように急速に減るからです。

・・・なぜ減るかって?それが分かったら誰も苦労しませんよ。

 

しかし問題なのは、売上が増えたときに経費を増やしてしまった場合。

成功者だと勘違いして、

 

[box class=”blue_box”]

・生活水準をあげる。

・散財する。

・無駄なところ(立地のいい事務所など)に投資する。

[/box]

 

などにお金をつかうと、すぐに自分の首を絞めることになります。

 

この落とし穴は私も落ちかけました。会社員時代では手にすることのないお金を手にし、気が大きくなってしまいました。

幸いにして根っからの倹約家だったのが功を奏し、お金を使ったのは子供のおもちゃ代ぐらい。せいぜい100~1,000円ですね。奮発しました。

日ごろから「お前はスケールの小さな男だな」と言われることが多いですが、幸いにして私を救ったのはスケールの小さな世界観でした。

 

独立してしまった以上、安定収入はありません。売上は山あり谷ありです。

ですが売上が増えたときに経費を使うクセがあると、これは厄介ですよ。

まずやるべきは売上を増やすことではなく、質素倹約の生活でも幸福を感じること。優先すべきは「生き残ること」かと存じます。

 

いつの間にか時代が変わっちゃった問題。

「売上を確保した。経費も使ってない。」

「・・・これで安泰だ。」

 

と、思いたい気持ちはよく分かります。ですがここでまた問題が起きます。

イエス、それは「いつの間にか時代が変わっちゃった問題」ですね。

安定した売上にほっと一息ついていると、変わっちゃうのですよ。時代が。

売れていたものもいつの間にか売れなくなり、どうテコ入れしても売れない・・・という悲惨な状況になってしまいます。

このとき経費を使い込んでしまっていると、資金ショートはすぐそこ。立て直すまでもなく、退場さようならでございます。

 

私もたった2年間ですが、本当に色々ありました。

 

[box class=”blue_box”]

・メイン収益だった、元勤め先の下請けを断った。 → 収益激減。

・グーグルの検索アルゴリズムの変動。 → 伸びていたWEB事業が瀕死に。

・アクセス解析が新しいルールに(ITP2.0など) → 売上が不透明な状態に。

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いい仕事をしていても、外の環境は目まぐるしく変わります。本当に早いです。

 

「これから自分のいる業界がどうなるのか?どうすべきなのか?」

 

これは誰も分かりませんし、だれも教えてくれません。ただしヒントはたくさんあります。

ですのでヒントをたくさん集め、そこから自分なりの答えを出し、舵を切っていくしかないのかなと。

 

時代は待ってくれませんし、時代を追いかけても追いつけません。

ほんの少しの売上に安泰していると、時代に置いて行かれる感はハンパないです。

時代についていけず、脱落、というのもこの2年間ですごく感じました。

 

まとめ:結局、変わり続けるのが一番の生き残る方法かなと。

独立してからの生存率が低いのは、とても納得です。それは廃業しますよ。

生き残るためにどうすべきか?と聞かれたら、「こっちが教えて欲しいわっ!」と言ってしまいそう。

ですがただ1つだけ言えるのは、

 

「生き残るために、変わり続けること」

 

だと思います。

今まで正解だと思ってたことが急に間違いになることもあるし、逆にラッキーパンチが当たるかもしれません。

その時々の状況で、「これまで常識だと思ってたことを一旦忘れて、新しいことにチャレンジできるか?」この1点ではないでしょうか?

1つのことにこだわらず、その時々にできる戦術をフルスイングでやることが大切なのかなと思います。

 

独立して2年。勝負の3年目。

 

・・・しぶとく生き残るで

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