こんにちは。営業代行の河合です。
所用があり、実は2日間ほどノコギリで竹を切りまくってました。竹を切って、快適な環境を作ってました。なお、仕事ではありません。
累計で100本以上は切ったでしょう。竹を切り、私の頼りない筋肉はいまや瀕死の重体となりました。
虫の息となった上腕二頭筋は、力をいれずともぷるぷると不気味な震えが止まりません。
しかし私は竹を切る中で、とても大切なことを発見しました。
いえ、正しくは「発見」ではなく、「再確認した」と言うべきでしょう。
はげしい疲労でうすれる意識のなか、私が再確認したのは次の2つです。
[box class=”blue_box”]
1・成果を出すためには、道具にお金をかけること。
2・成果を出すためには、ゴールから逆算すること。
[/box]
「なにを当たり前のことを今さら・・・」
・・・と思ったあなた。
ですがお聞きしますが、はたしてあなたは無意識にこの2つが実行できますでしょうか?
私ですか?私はーちょっとー無理ですかねー(えへ)
「知っていても、実行するのって、難しいよね!」
というお話でございます。
ドキっとしたあなたは、1分だけお付き合いくださいませ。
成果を出すためには、道具にお金をかけること。
成果を出すためには、道具にお金をかけることが大切です。
モノの価値は値段ではありませんが、性能の高い道具は決まって高いものです。
ハイスペックな道具があれば、特別なスキルがなくても成果が出せます。
逆にハイスキルな優秀な人でも、道具が悪ければ成果は出ません。
「道具にお金をかけるべき」と、あらためて実感したのは、竹を切るのに近くのホームセンターで適当に選んだノコギリを使ったからです。
竹は切れましたが、さすがに10本も切れば筋肉がざわつきはじめました。
「このまま筋肉を酷使したら、テレアポの受話器すら持てない。」
「もっと楽に竹を切る方法はないのか!?死ぬぞ、俺の筋肉!!」
竹を切りながら考えた結果、これまでのおよそ3割の力で竹を切る方法を編み出しました。
ですがそれでも作業ははかどらず、筋肉の疲労ばかりたまります。
いくら竹を切るスキルを磨いたところで、使う道具が頼りないノコギリなら、竹の1000本切りなど達成できるはずもありません。
ですが道具にお金をかければ、簡単に竹の1000本切りは達成できます。
・・・イエス、電動ノコギリさえ使ってしまえば簡単ですよね。
ちょっと充電してあげて、ボタンをぽちっと押すだけで、ズバズバ竹が切れますから。筋肉さんも酷使されずに喜びますとも。
20,000円も出せば、高性能な電動ノコギリが買えます。
ですがふと目をやればノコギリが2,000円で売られているので、電動ノコギリは高く感じます。
「竹を切るぐらいだから、別に2,000円のノコギリでいいだろ・・・」
と思うのは、人間として当然のことです。(・・・と信じたい)
・・・ですが、そうではないのですよ。
成果を出すもっとも簡単な方法は、性能の高い道具を使うことです。
道具のスペックが高ければ、スキルも筋肉も性別も関係なく、いとも簡単に竹が切れます。
しかも簡単に切れるだけでなく、より早い時間で成果を出せます。
「いい道具を使えば、確実に、そして早く成果が出せる。」
ビジネスの教科書に出てきそうなフレーズですね。
竹を切ることを例にお話ししましたが、しかしこれって当たり前のことではないでしょうか?
ですが現実の生活では実践できないケースが多くないですか?
いろんな種類のノコギリが並んでいたとき、「よく分からないから・・・」という理由で安いノコギリを選んでませんか?
率直に言わせて頂くと、それでは成果は出ません。
なぜなら道具が悪いからです。スキルがあろうとなかろうと、使う道具が悪ければ成果は出ません。
「いい道具を使えば成果が出る」のは誰がみても分かっていることなのですが、ついコスト意識を優先するあまりに安いモノを買ってしまい、大切な成果を逃してしまうのです。
・・・実に耳と筋肉が痛い話でございます。
成果を出すには、ゴールから逆算することが必要。
そして成果を出すためには、ゴールから逆算することが必要です。
[box class=”blue_box”]
・どんな成果が欲しいのか?
・そのためにどれくらいの期間が必要なのか?
・どれくらいの労力が予想されるのか?
[/box]
目指すべきゴールから逆算し、今、何をするべきかを考えることが大切なのです。
課題・問題が目の前にあると、ついついすぐにとりかかってしまいます。
ですが反射的に問題にぶつかったところで、
「やっぱり無理だった」
「ぜんぜん終わらねぇ」
と虚無感におそわれてしまい、作業する手を休めてしまうのです。
これは「継続できない病」の正体の1つです。
作業を継続することができず、途中で挫折してしまいまいます。
その結果、目標とする成果が出ません。
「竹を切り続ければ、成果は達成する!」
これも当たり前のことですが、そもそも論として継続できる人が少ないのです。
継続できない原因をひも解いてみると、それは目標からの逆算がないことがほとんどです。
目標地点までの距離が分からないので、迷子になってしまうのです。
だからこそ、欲しい成果から逆算しなくてはいけません。
[box class=”blue_box”]
あと何本竹を切ったら、作業は終わるのか?
1日何本竹を切ったら、作業は終わるのか?
はたしてこのノコギリだけで竹は切り終わるのか?
[/box]
目の前の竹を切るだけではなく、必ずゴールから逆算しなくては竹は切り終わりません。
当たり前のことを、当たり前に実行したい。
つまるところ何がいいたいかと申しますと、この2点です。
[box class=”blue_box”]
・やるべきことは、みんな分かっている。
・でもそれを実践できるのは、一握り。
[/box]
今回改めて気がついたのは、とても当たり前のことです。
ですが意識しないと、安物を買ってしまったり、ゴールから逆算することなくスタートしがちです。
しかしこれではダメなのです。成果は出ません。竹も切り終わりません。
成果を出すためには、当たり前のことを当たり前に実行することが必要です。
私もつい安いノコギリを買ってしまい、反省しきりです。
私の筋肉もぷるぷると震えています。三十路もゆうにこえたので、無理のできないお年になりました。
行動する前に、3秒考えるクセを身につけたいと思いつつ、乳酸がたまった筋肉を休めたいと思います。
テレアポ頑張るぞ。