こんにちは、河合商事の河合です。
お陰様で2023年、年末を無事に迎えることができました。
これもひとえに毎日架電してくれるアポ姫、サポートメンバー、そしてクライアント様のご支援あってのこと。改めて深く感謝申し上げます。
さて、本日は年末恒例の社長ブログの日。一年を振り返り、来年の展望を整理するお時間です。
今年も色々ありましたが、一言で総括しますと、
「会社として進歩した一年だった」
と感じております。
それに伴い、フリーランス・個人事業主とは一線を越えた、「会社の代表」という本当の立場が見えてきた一年でもありました。
今回は日記ブログ的な形ではありますが、
・同じ境遇のスモールビジネスオーナー
・独立直後の方
・独立を考えている方
にとって、役に立つ経験談になるかと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
Contents
会社として成長。その背後で変わったこと、変わらないこと。
2023年は、会社としての成長を実感した1年でした。
・アポ獲得を任せられるメンバー。
・営業を任せられるメンバー。
・採用を任せられるメンバー。
・業務オペレーションを任せられるメンバー。
かつてはすべての業務を私1人で実行していた時代を考えると、いよいよこの時が来たか・・・と込み上げてくるものがあります。
さらにはメンバーだけでなく、
・自動レコーディング機能がついた架電システムの導入。
・架電内容を自動集計、レポーティングするシステムアップデート。
・業務オペレーションの効率化、システム構築。
など、システム面でも大幅に強化され、それまでマンパワー(私1人のときは私)に頼って乗り切っていたものが、非常にスマートにトップスピードで走り抜けられるようになったのも、この1年の大きな出来事です。
このように組織的、システム的にも強化され、より大きく、均質的で質の高いサービスが提供できるようになりました。
これは私自身の成長、たとえば営業スキル、交渉スキルが伸びた、、、というものではなく、会社として成長した影響かと思っております。
ただし会社の成長が私自身とはまったくの無縁とは思わず、むしろ会社の成長を通じ、私自身も「代表」として成長できたと強く実感した一年でもありました。
「成果を出す環境を作ること」が最大の業務に。
各ポジションを任せられるメンバーが増え、私は第一線からは引くことが増えました。それに伴って重要性が増したのが、「プレーヤーが成果を出せる環境を作ること」です。
・いかにアポ取れやすい環境を作れるか?
・いかに多くの業務をミスなく処理できる環境を作れるか?
・いかに多くの個性が集まれる組織の評価体制を作れるか?
もしもプレーヤーの誰かが成果が出てないのなら、それはプレーヤーの責任ではなく、そのプレーヤーが活躍できる環境を整備できなかった私の責任だと。
真逆の言葉として耳にする「環境のせいにするな」「どんな環境でも成果を出すのがプロ」とは、それはプレーヤー目線の格言でしょう。
第一線の少し後ろのマネージャー側としては、プレーヤーが常に勝ち続けるフィールドを構築すること。有利に業務が進められる装備を改善することが任務です。
第一線の業務から離れる時間が増えたこともあり、弊社の業務は劇的に改善されました。
これまで環境、設備が整ってない影響もあり、マルチに多方面のスキルを兼ねそろえてなければ務まらないとされていたマネージャー業務。今では分業化され、マネージャーは本来集中すべきマネジメント業務にリソースを割けるようになったこと、過去、河合商事に携わった方が知ったらさぞ驚くことでしょう。
業務改善、環境整備できたのは、社員、スタッフたちがそれぞれのポジションで奮迅してくれたおかげで生まれた時間があってこそ。
河合商事では、2023年、新しい上昇スパイラルが生まれました。来年はこのスパイラルを絶やすことなく大切に育て、さらなる成果に結びつけたいと思っております。
個人ではなく、会社の代表。変わっていった立ち振る舞い。
これは少しづつ変化していったものですが、2023年は顕著として大きく変化した1年でした。
河合商事、はじまりは私のスマホ1台のフリーランス事業でしたが、今では組織的に事業を行う企業になっています。
それに伴って変わったのが、私自身の意識、言動、立ち振る舞いです。
会社が成長にするに従って増えたのは、会社と利害を共にするメンバーたち。会社である以上、利益を上げ、それを分配するのが役割ですし、集まっているメンバーはボランティアではありません。業績を向上させ、報酬でお返しするのがあるべき姿。
その会社の代表に求められるのは、
・誠実
・安定
・将来性
・権威性
などのキーワードではないでしょうか。
どちらかといいますと、これまでの私は上記キーワードというよりも「親しみやすさ」を感じてもらえるよう、個人を出していたフシがありました。
それはそれでよい面もあるのですが、しかしいかんせん利害関係者が多くなりました。親しみやすさを優先するあまり、本来成すべき勤めに影が見えてしまうのであれば、それは優先順位を入れ替えねばなりません。
軽はずみの言葉を控えるのは当然ながら、1つ1つ言葉を選び、様々な状況、境遇の人においても齟齬ないコミュニケーションを心がけなければいけない。
2023年、私の意識が変わり、言動が変わり、立ち振る舞いを変えていった部分です。これは来年以降も引き続き注意していきたいと思っています。
一貫してお伝えしたいのは、
「大丈夫だよ」
「安心して」
というメッセージ。
これは利害を共にするメンバー全員にお伝えしたいこと。組織が大きくなり、私が直接コミュニケーションを取ることが減ったポジションもあります。
しかしどのメンバーにも河合商事の理念、その代表を務める私の言葉、行動、想いがくまなく伝わるように、しっかりと立ち振る舞いを見直したいと思っています。
今、会社のために私は何をすべきなのか?そのための言動は一致しているのか?ずれがないよう、邁進していきたい次第です。
在宅で活躍できる未来を創る。
2023年、本当に頼れるメンバーが増えました。有難いことです。
来年はそのメンバーたちが、さらに高い成果を出せる環境を作りたいと思っています。
そのベースになる想いこそ、弊社の理念であり、私の譲れない信念。まだ正式な会社理念こそ制定されてませんが、私の心にはずっとあります。
「在宅で活躍できる未来を創る」
アフターコロナとなり、在宅を取り巻く環境は大きく変わりました。
オフィス出社が見直され、在宅リモートワークは「生産性が下がる」と評価される風潮です。
たしかにその主張も分かります。在宅で生産性が下がると言いたくなる気持ちも分かりますし、たしかに下がっている気もしますし、在宅だからできないことも感じます。その通りだとは思います。
しかし私にはどうしても譲れない想いがありまして。それは、
「在宅ワークは、地方を救う、再生する」
ということ。働き方の変化は、産業の地殻変動を引き起こすポテンシャルがあります。
私自身、今も地方におりますが、やはり地方は地方です。地方特有の産業に支えられ、それは都会に及ばない。悔しいですけれども、そう感じてしまいます。
ですが在宅ワークは違います。離れた拠点同士を1つに結び、大きな力と束ねます。それは通勤という発想から離れた概念だからこそ実現できること。
今の地方にはないものが在宅ワークにはあり、その在宅ワークを活用することで、場所を選ばず、つまりは地方でも都会のようなビジネス、サービスを展開できる。そんな未来が来ると思いますし、その未来を創るために、私たちは日々の業務を通じて社会貢献したいと思っております。
2024年もさまざまな出来事が起こるでしょう。よいこと、激しいこと、荒波も。
しかし2024年もすべて乗り越えてみせるつもりです。河合商事という船は、もう私1人の船ではありません。多くの利害を共にするメンバーが乗り込む船です。
この船は在宅ワークの未来を創るために進みます。来年以降も弊社の活動、ぜひご注目くださいませ。そしてこの想いに共感して下さった方、ご一緒にお仕事しましょう。メンバー一同、歓迎させて頂きます!
それでは、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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