どうもこんにちは、営業代行の河合です。
つまらん・・・。
つまらねぇ・・・。
つまらんぞぉ・・・!!
先日、コロナ自粛が深刻化してから、ずっと感じていた心のもやもやに名前をつけました。
その名は
「つまらない」
これだ。これですよ。私が感じていたのは。
私はもっとワクワクしたいし、ドキドキしたい。冷や汗も脇汗もかきたい。
自粛自粛で、大人しくしたくない。(でもしなくちゃいけない。)
という、ジレンマ。ストレス。フラストレーション。
こいつらが私のもやもやの正体でございました。(早く立ち去って欲しい)
しかし私がもやもやしていたのは、ただ自粛していたからではなく、むしろコロナ影響によるリモート化の流れによるものが大きいです。
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「営業は訪問できない」 → 「WEBで商談だ!」
「訪問で新規リード取れない」 → 「WEBマーケティングだ!」
「電話してもオフィスに人がいない」 → 「WEBマーケやろが!」
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なんでもWEB。口を開けばWEB。WEB祭り。わっしょいわっしょい。
誤解なきようお伝えしますが、私はWEBは大好きですよ。
なにせアナログ営業(主にテレアポ)を事業としながら、もう片足はWEBに突っ込んでますから。(今のところ、河合商事の集客はほぼWEB)
独立するきっかけは、ブログ副業ですから。
それはもうコンテンツ勝負のWEB集客をガシガシしておりました。
たしかにWEB商談であれば、移動時間もありません。一日の商談回数も爆増します。
WEB集客なら、テレアポのように露骨に断られる体験をしなくてすみます。
WEBを活用すれば、営業も効率的に便利になります。
もちろん、弊社もWEBはバリバリ活用していきます。
しかし一方で、効率的で便利な営業が「楽しいか?」というと、「いや、そうでもないよな・・・」と思ってしまう自分がいました。
Contents
オフラインがあってこその、オンライン。
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「リモート化が進めば、これからはWEB商談が中心に!」
「新規リード獲得は、WEBが中心に!」
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というのは、的を得たご意見。
たしかにコロナ環境の今、訪問しての商談などできませんし、まして飛び込み営業などやろうものなら、顧客への配慮を欠いた営業となってしまいます。
しかし仮にコロナが収束した後も、「営業の主戦場はWEBになるのか?」と考えると、それはちがうのかな、と思います。
集まりたい。ワイワイしたい。楽しい雰囲気を共有したい。
コロナ後もリモート化を推進すべき論の主張としては、
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・通勤時間がもったいない。
・通勤という行為が負担でストレス。
・高いオフィス代がもったいない。
・通勤手当がもったいない。
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などでしょうか。
WEBツールを活用すれば、従来の仕事がリモート(在宅)でも対応できる現状が、リモート化の背中を後押ししているとも感じます。
リモート化そのものは、非常に合理的であり、すでに完全リモート化をしている弊社としては「リモート反対!」とは口が裂けても言えない状況です。
しかし便利なWEBツールを活用して推進したリモート化が、「楽しいか?」と聞かれると、私は即座に「楽しくない」と答えます。
なぜならリモート化の現実をよく知っているからです。
弊社は完全リモート。
そのため高いオフィス代も通勤手当もありませんし、働くスタッフに通勤の負担を強いることもありません。
ですが正直いいますと、オフィスに人が集まって、みんなで仕事をした方が楽しいと思います。
テレアポスタッフ(通称:アポ姫)と毎日顔を合わせ、朝礼をし、稼働する。
ZOOMを常時つなぎながら、さながら1つのオフィスにいるような状態です。
しかしあくまでも、「ような」であって、本当のオフィスのリアル感には勝てません。
雑談などコミュニケーションを増やす工夫をしていても、稼働終了時の「はい、ではまた明日!(終了ボタンぽちっとな)」で、一瞬で相手の顔が消えてしまうのは、切なさが残ります。
コロナによる自粛も相まって、私は思いました。
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「みんなでワイワイしたい」
「どうでもいい話を雑談したい」
「楽しい雰囲気を共有したい」
「というか、本物に会いたい」
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ああ、私も人間だったのだと思いました。
「人に会いたい。」という欲求が私にもあったのだと。
便利なWEBツールは、人間の欲求に勝てるのか?
問題はここです。
これまで人間は、「生活をよりよく、便利に!」を重ねてきました。
リモート化を推進するWEBの流れも、まさにそれですよね。
しかし今回はなにか違和感を感じます。
おそらく違和感の正体は、
「アナログ営業が廃れ、WEBマーケ(営業)が主体になる」
かと思います。
たぶん、私としては、ここが違うと思う部分です。
便利なWEBツールは、営業においても普及すべきですし、弊社はガンガン普及させてます。
しかし便利なWEBツールが「主体」になるかと言うと、それは違う気もします。
「WEB(オンライン)は、あくまでもリアル(オフライン)をサポートするもの」
と認識しているからでしょうか。
普段WEB商談が中心でも、長年取引して下さるお客さんには直接会いにいきたいです。一緒に飲みたいです。
逆の立場で考えても、オンラインしかしない営業より、訪問してくれる営業の方がありがたいし、嬉しいです。何だかんだいって。
アフターコロナでも完全リモートには懐疑的。
今はwithコロナであり、物理的に訪問ができません。
ですのでWEB頼みになるのは仕方ありません。
では今後、アフターコロナになったとき、完全リモートが定着するのか?
営業もWEBが中心になるのか?
その答えは誰にも分かりません。
ただし、先ほどの
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「みんなでワイワイしたい」
「どうでもいい話を雑談したい」
「楽しい雰囲気を共有したい」
「というか、本物に会いたい」
[/box]
という人間の欲求を考えると、「なかなか難しいのでは?」と思うのが正直なところです。
便利なWEBツールが普及しても、何だかんだ、人間は集まりたい・・・。と、私は思っております。
1人で考えると悩んでしまう。
でも誰かに話すことで、新しいアイディアが浮かぶ。
人が集まると、気分が晴れる。でも1人でいると、塞ぎがち。
これは「集まるあるある」じゃないでしょうか。
今回の件を教訓に緩和されても、人としての欲求はそう変わらない気がしてます。
だって人なんですもの。
だってつまらないのですもの。
まとめ:やるべきことは変わらない。
「4月になって、何か新しいことをしなくては・・・」
と焦ったときもありました。
しかし考えつくのはガラクタのようなアイディアばかり。暇なときって、本当にロクなこと考えませんよね。
なので、辞めました。
表面的なアプローチは変わっても、「本質的なやるべきこと」は変わらない気がします。
WEBマーケが大切なのは、今だからではなく、それは昔から大切です。
しかしWEBマーケだけでは、どう逆立ちしても差別化できず、埋もれてしまう業界だってあります。
そのような業界では、今後も営業力をいかして新規リードを獲得し、顧客の役に立っていくのかなと思います。
新しいアプローチ法は生まれるでしょう。
しかし根っこにある、
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「みんなでワイワイしたい」
「どうでもいい話を雑談したい」
「楽しい雰囲気を共有したい」
「というか、本物に会いたい」
[/box]
は変わりません。
ここはデジタルでは置き換えにくく。あくまでも「デジタルはリアルの代替手段」となるはず。
というところまでを考えると、不透明な今の時期、やるべきことが少し見えてきますね。
大変な時期ですが、頑張っていきましょう!