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営業で生き残る為には?8年間営業を続けて分かった、長く続ける4つの心得。

こんにちは、営業代行の河合です。

 

営業という仕事は、とても離職率の高い仕事です。

ビジネスという戦場において、常に最前線で戦っているので、すぐに戦死して戦線離脱(退職)する仲間が後を絶たないのであります。

 

では、生と死が隣り合わせである営業の仕事で生き残るには、どうしたらいいのでしょうか?

会社員時代は営業マンとして8年間しぶとく生き残り、その後営業代行の会社を設立した私ですが、実はひそかに生き残る為に実践してきた秘密があります。

 

そこでこの記事では、営業を長く続けるために必要なことについて解説させて頂きます。

・未経験で営業に挑戦するものの、不安で夜も眠れない方

・会社から営業に配置転換を命じられた方

・次々と営業の仲間が戦死する中で、生き残る方法を模索している方

このような方は、ぜひ最後まで記事をお読みくださいませ。営業として生き残る秘訣が分かりますよ。

 

営業の離職率が高い原因。

ビジネスという戦場の最前線で、今日も戦う営業マンたち。

孤軍奮闘する営業マンは、そして一人、また一人と仲間たちが戦死して、戦線離脱していってしまいます。

しかしなぜ営業の離職率は高いのでしょう?

会社員として8年間も営業マンを続けていると、「そりゃ戦死(辞める)わな・・・」と思う原因が見えてきました。

 

誰も教えてくれない。

営業の離職率の高さは、まずなんと言っても、誰も営業のやり方を教えてくれないことが問題です。

新卒にしろ、未経験での転職にしても、誰も営業のイロハを手取り足とり教えてくれません。ただ言われるのは、

 

「お客さんのところへ行ってこい」

「目標ノルマを達成しろ」

 

ただそれだけなのです。とてもシンプルですね。

 

「おい、今日から1人で客先まわってこい。いいな?」

「い、イエス、ボス!!」

 

こうして営業のやり方も分からず客先に飛び込み、撃沈して心が折れて戦線離脱(退職)していった仲間を、私はたくさん見てきました。

 

しかしどうして営業は、誰も教えてくれないのでしょうか?その理由は2つあります。

1・営業のやり方は、俗人的(個人のスキルに左右される)だから。

2・営業では、自分以外ライバルだから。

この2点にすべて凝縮されます。

 

まず1つは、営業という仕事はケースバイケース、つまり仕事のやり方が型にハマらない仕事だからです。

よく言えば「臨機応変」、悪く言えば「その場凌ぎの連続」という言葉が、営業という仕事をよく表しております。

 

そしてもう1つの理由は、営業は自分以外全員ライバルだからです。

売上という明確な物差しで評価される営業マンは、例え新人であっても、紛れもないライバルであります。

自分だけが知っている営業のコツを教えてしまい、うっかり新人がスーパー営業マンになってしまったら、来月から「売上ビリ」は自分になるかもしれません。

 

売上ビリで追い詰められている姿は、明日は我が身であります。

教えたくてもそう簡単に教える訳にいかない。秘伝の営業ノウハウは、門外不出となるのです。

 

新人とて教えてあげられないジレンマが、営業マンの離職率を上げているのです。

 

売れないとプレッシャーをかけられる。

営業マンになって、すぐに売れるはずはありません。しかし売れないとすぐに追い詰められてしまいます。

 

「どうしてもっと売って来ないのだ?」

「もっとしっかりやれ。もっと客に売り込んでいけ。」

 

そう言われたところで、売上なぞ上がりません。

なぜならそれぐらいで上がるなら、誰も苦労しないからです。

・入社して日が浅い

・営業経験が浅い

・お客さんとの関係が深くない。

営業なんて、最初は誰だって売れないものですよ。最初からスーパー営業マンなんて、この世にはいないのですから。(と、信じたい)

しかしそれでも追い詰められるのです。

必要以上に追い詰められ、社内に居場所がなくなり、そして戦線離脱(退職)していった仲間をたくさんみてきました。

●●●
残念な営業マン

売上をあげたいから雇ったハズなのに、この仕打ち。

無常すぎる・・・。

 

そもそも、「売れない商品」。

根本的な問題として、扱っている商品がそもそも「売れない商品」であることも多いです。

むしろ売れない商品を扱っている会社は、営業マンのパワーでなんとか販売し、会社を維持しているケースもあります。

・聞いたことないメーカーの健康食品

・他社と区別のつかない天然水、新聞

・「モノはいいらしい」と言われる、謎の輸入商品

・人生で1回しか買わない家

これらの商品は、普通に頑張って営業しても、そうそう売れません。

どの新聞店から新聞を買っても、新聞は新聞でどれも同じです。

ここまで差別できなければ、営業マンはいったい何をPRすればいいのでしょうか?

需要がない、他社と差別化できない商品は、とにかく売れません。それはもちろん、あなたが悪い訳ではありません。

 

しかし無情にも「売れない責任」は、商品のせいにはされずにあなた(営業マン)のせいにされるのです。

そうして売れない責任をかぶせられた営業マンは、そっと影に消えるように辞めていくのでございます。

 

営業として生き残るために必要な4つの心得。

なんだかんだで営業マンとして8年間も生き残った私は、まぐれで生き残った訳ではありません。

実は、生き残るためにしたたかに次の4つのことを実践してきました。

 

1・他の営業マンとの差別化。

営業マンとして生き残るために必要な最も大切なことは、他の営業マンとの差別化でございます。

 

「自分は他の営業マンとは違う、その他大勢の営業マンと同じではない。」

 

そう思わせることで、追い詰められることもなく、長く営業を続けることができます。

むしろ追い詰められるどころか、会社にとって貴重な存在として可愛がられるでしょう。

 

差別化するものは、売上・利益・新規獲得数、などの数字でも可能でございます。しかし数字での差別化は、正直あまりおすすめできません。

なぜなら売上ナンバーワンは、たった一人しかなれないからです。

しかもなったところで、来月もナンバーワンである保証はありません。これではやってられませんよね。

数字での差別化は、ポジションを死守するのが難しく、すぐにほかの誰かに取って代わられる危険があります。

 

そこでおすすめしたいのが、新規営業でございます。

新規営業を常にやり続けることで、ほかの営業マンと簡単に差別化できますよ。

新規営業は、客先で門前払いにされたり、人間扱いされないなど、非常に世知辛い仕事であります。

 

「新規営業は、できることならやりたくない。」

 

これは全ての営業マンが、内心思っていることではないでしょうか。

ですが裏を返せば、誰もやりたくない仕事をやり続けるだけで、簡単に差別化ができるということです。

だって、新規営業をやり続けるだけでいいのですもの。売上ナンバーワンにならなくても、新規獲得数ナンバーワンにならなくていいのですよ。

 

ナンバーワンは、時間と共に移り変わりいくもの。でも継続してやり続けることは、時間がますほどに強力なアドバンテージになります

営業マンとして生き残るには、ほかの営業マンとの差別化が必要です。差別化でおすすめなのは、新規営業をやり続けることでありますよ。

 

▽新規営業をはじめるときは、こちらの記事をチェック!

 

2・売れなくても、常に余裕を忘れない。

営業マンとして生き残るには、常に余裕を忘れないことが大切でございます。

余裕を持ってお客さんに接しなければ、売れるものだって売れません。

さらに余裕がなければちょっと詰められただけで、精神が崩壊してしまいます。

 

これはつまり、お客さんのところに訪問しても「売込まない精神」が大切なのですよね。

●●●
河合

あ、いいんですよ、断って頂いて。私としても、ご納得頂いていないのに、お買い上げ頂くのは忍びないので。(にこり)

不思議な話ですが、営業マンに余裕があると、お客さんは安心して買ってくれるのです。

 

余裕が大切なのは、それだけではありません。売上が上がらないで追い詰められているときだって、余裕が大切です。

なぜなら追い詰められて余裕を失くしてしまうと、さらに売上が上がらない悪循環にハマってしまうからですよ。

 

追い詰められたところで、売上が上がらない悪循環にハマるだけです。余裕を持ってスマートにかわしたいところでございます。

営業マンとして生き残りたいなら、余裕を持つことを忘れてはいけません。

 

3・社内(他部署)に味方を作る。

地味なことかもしれませんが、社内(他の部署)であなたの味方を作ることは、営業マンとして生き残るためにすごく大切です。

なぜなら営業という仕事は、誰かのフォローなしでは成立しないからです。

営業と聞くと個人プレーを連想しがちですが、営業こそチームプレーの仕事なのです。

他部署(事務・経理・配送・製造など)とうまく連携し、すばらしいサービスを提供し、お客さんのハートを居抜くことこそ、営業の仕事でございます。

 

いくら口先で素晴らしい営業トークをしても、サービスを実際に届けるのは営業マンではありません。質のいいサービスを届けなくては、優良顧客を捕まえることはできません。

優良顧客を捕まえられなければ、あなたの営業人生は短くなってしまいますよ?

 

4・悩むぐらいなら、行動(新規営業)した方がいい。

さて、最後にちょっぴり厳しいことを書かせて頂きましょう。

営業マンとして生き残りたいなら、「悩んでいる前に、行動(新規営業)しろ」ということでございます。

売上が上がらない、追い詰められる。それだけで相当キツイ。ギブアップ寸前でございます。

しかしつまるところ、営業マンの悩みなんて「売れてしまえば解決する」のが99%なのです。売れても解決しない悩みは、恋の悩みぐらいですよ。

 

だから悩む暇があるなら、行動(新規営業)をした方がいいのです。

思い悩んでいるときに考えても、ろくなことは考えませんから。だったら、何も考えないで、一件でも新規飛び込みした方が賢明でございますよ。

●●●
河合

新規営業こそ、最高の悩み解決ツール。

悩むときこそ、ガッツリ新規営業しましょう!

悩むより体を動かしている方が、遥かに楽でございますよ。

 

まとめ:営業で生き残る秘訣はある!

離職率の高い営業ですが、それでも生き残る秘訣があります。

営業マンを長く続ける為にやるべきことは、次の4つです。

1・他の営業マンとの差別化をする。

2・売れなくても、常に余裕を忘れない。

3・社内(他の部署)に味方を作る。

4・悩むぐらいなら、行動(新規飛び込み)しろ。

営業は離職率の高い仕事だから、長く続けるのにもコツが必要です。

しかし逆にコツさえつかめば、いつまでも営業を続けていくことができます。

 

営業は誰でもなれるが、続けるのが難しい。

体と心を壊さずに、一定のキャリアを積める人はそれだけで貴重な人材です。

辛い仕事ですが、楽しくやっていきたいものですね!それでは、また!

 

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