こんにちは、営業代行の河合です
テレアポに必要なスキルって何だと思いますか?
・・・え?「コミュニケーションスキル」・・・ですか?
・・・正解っ!
しかし「コミュニケーションスキル」だけでは、少々ざっくりしすぎでございます。
もっと分解して考えてみると、
【テレアポのアポインターに求められるスキル】
1・テンポのいいトーク力
2・セルフイメージ能力
3・スピーディーなデータ入力スキル
4・業界の知識、経験
この4つかと思います。
もちろん、4つあれば世界最高のアポインターになれるでしょう。いえ、どれか1つに該当するだけでも十分です。
なぜなら長所を磨くことで、弱点が補えるからです。一芸に秀でればいいのですよ。
この記事ではテレアポのアポインターに求められるスキルを解説させて頂きます。
もしもすべてのスキルをお持ちでいらっしゃったら・・・。
すぐに私たちと一緒にリンリンしましょう。
Contents
テレアポのアポインターに求められる4つのスキル
「テレアポに必要なのはコミュニケーションスキルだ。」
ええ、その言葉に間違いありません。しかしざっくりしすぎでございます。
むしろこの世にある仕事の中で、コミュ力が求められない仕事なんてないですよね。
テレアポのコミュ能力は、4つのスキルに分解されます。
さて、あなたはどれほどスキルをお持ちでしょうか?
テンポのいいトーク力。
テレアポに求められるのは、テンポのいいトークです。
大切なのはテンポのよさ。会話のリズム、流れ、相手との距離感ともいえるでしょうか。
・一方的にまくしたてるのでもなく、お客さんからの質問に黙りこくることもない。
・ぽんぽん会話が途切れない。
・不自然な間があかない。
・相手の質問に的確に答え、会話を広げる。
テレアポのアポインターには、テンポのいいトーク力が必要です。
しかしテンポのいいトークとは、なにも難しいことはありません。
あなたが親しい友人や家族と普段しゃべっているトークこそが、テンポのいいトークです。
「お腹すいた。今日ご飯どうする?」
「え?何も準備してないよ?たまには外食したい。」
「外食?先週もしなかったっけ・・・?」
「したかも。どこだっけ?あ、思い出した、ファミレス行ったね。」
これがまさにテンポのいいトークです。
ですのでテンポいいトーク力とは、言ってしまえばほとんどの人がすでに持っているスキルなのです。
あとはその潜在能力をいかに引き出すか?ですね。
セルフイメージ能力
テレアポではセルフイメージ能力が求められます。
セルフイメージ能力とは、つまり役になりきること。シチュエーションを完全に演じ切る能力です。
テレアポは電話で声しか伝わりません。
ですので言ってしまえば、電話をするあなたが
・髪ボサボサのノーメイクでも
・ド派手なネイルアートをしていても
・ハゲたおっさんでも
まったく問題ありません。なぜなら電話ではその情報は一切伝わらないからです。
・・・ただし!!
電話でもよ~く伝わるものがあります。イエス、それは「雰囲気」です。
・言葉の使い方、選び方。
・声のトーン、テンポ、間合いの取り方。
・言葉の締めくくり方、質問力。
など、電話の声の雰囲気だけであなたがどんな人かを判断します。
ですので、テレアポではこれを最大限に利用します。
そのためのセルフイメージ能力です。
あなたはどんな営業マンですか?
経験豊富なベテラン営業マン?
フレッシュでやる気のある若手営業マン?
ちょっと緊張気味な人見知り営業マン?
すべてはお客さんから信頼を獲得されるため、自己暗示をかけて演じ切ります。
テレアポは電話1本、事務所から電話をかけているだけとはいえ、電話口の向こうはお客さん会社の中ですから。
つまあなた(の声)は今、お客さんの事務所の中にいるのです!!!
・・・という認識を持ちましょう。
受話器を握ったら、あなたは役者なのです!
スピーディーなデータ入力スキル
テレアポはトークしたあと、内容をデータ入力します。
データ入力はトーク毎に必ず発生するので、データ入力は早くなくてはいけません。
もしデータ入力が苦手なままですと、トークしているよりキーボードを叩いている時間の方が長くなってしまいます。
これではいくらトークスキルがあっても、コール数が伸びません。そのためアポ数も伸びません。非常にもったいないです。
もちろん、データ入力のスキルはあとから身に付けられます。
慣れてくると、トークしながら内容を入力できる離れ技だってマスターできます。
丁寧なテレアポは必要ですが、丁寧なデータ入力はもったいないだけです。
キーボードを丁寧に打とうが、情報は変わりませんから。
業界の知識・経験
これはスキルでも何でもないのですが、業界の知識・経があるとかなり有利です。むしろ必須スキルです。
テレアポのアポインターがしどろもどろになる原因の8割(当社調べ)は、これなんですよ。業界の知識がなくて、お客さんが何を言っているか分からないという。
○○というサービスなんですが、○○ということに困ってませんか?
・・・え?じゃぁ、△△という問題が解決できるってこと?
・・・は?・・・え?・・・そ、それは・・・(△△ってなんだ・・・!?)
この展開、あなたに身に覚えありませんか?
アポインターから電話してきたのに、質問したら答えられないという。
これはアポインターに業界・商品知識がないから、相手の言っている話が分からず、脳内フリーズしているのです。
勉強して業界知識を身に付ければ、自然と会話は弾みます。
お客さんも「何も知らないバイトが電話かけているんじゃない、知識をもった人がかけている」と分かると態度が変わります。
ですので「テレアポはとにかく台本とおりにしゃべれ!」というのは、テレアポの本質からずれているワケでして。
バイトだからこそ、業界・商品知識を身に付けるべき。そのための時間を確保すべきでございます。
あったらいいけど、必須ではないスキル
必須ではありませんが、こちらのスキルもあるとテレアポが有利に、楽しくできますよ。
強靭なメンタルよりも、相手に共感する能力。
「テレアポは強靭なメンタルでゴリゴリかけるもの」というイメージが広まりすぎて、大変残念な限りです。
だから「テレアポ=ウザい」と言われるのですよ。
しかしテレアポは強靭なメンタルよりも、相手に共感する能力の方が大切です。
・言われてうれしくないトークはしない。
・お客さんの気持ちを察してあげる。
・察した気持ちにあったトークをかけてあげる。
→課題解決につながる
というメリットがあります。
ですので、必ずしも強靭なメンタルは必要ではありません。(あれば役にたちます)
それよりも、相手に共感する能力の方がトークの展開に役立ちますよ。
電話番号の早押し能力
「これ、なのスキル?」と思いましたか?
ですがテレアポをやってみると分かります。「お客さんの電話番号が怖くて押せない」と。
どんなに周到に準備したテレアポでも、一定確率で心無い言葉を言われ、メンタルが傷つくことがあります。
すると、怖くなって電話番号が押せない病にかかってしまうのです。
これが実にもったいない。
せっかくアポが取れる能力があるのに、番号が押せなくなってしまう。電話をかけなければ、アポは絶対に取れないですからね。
ですので、強靭なメンタルといいますか、気持ちの切り替えの早さは大切です。
ガチャ切りされても、すぐに次の電話番号がかけられる。電話番号の早押しスキルは、アポ数増加に欠かせません。
まとめ:テレアポに必要なスキルは、あとから身に付くものが多い。
あらためてテレアポのアポインターに求められるスキルをまとめてみます。
1・テンポのいいトーク力。
2・セルフイメージ能力。
3・スピーディーなデータ入力スキル。
4・業界の知識、経験
どうですか?
テンポのいいトーク力はイメージそのままかもしれませんが、それ以外は予想外なスキルではないですか?
もちろん、これらのスキルはあとから身に付けられますし、すべてのスキルをコンプリートする必要もありません。
どれか1つのスキルだけでも問題ありません。長所は磨けば、短所を補えるのです。
ぜひ素敵なテレアポを。それでは、また!