こんにちは。営業代行の河合です。
テレアポでアポが取れるとき、すごく嬉しいですよね。きっと受話器の反対側の手で、小さなガッツポーズをしているはず。
ですがテレアポでアポが取れたときほど注意が必要です。
冷静になって顧客の情報を改めて確認しておかないと、「取れたアポの情報が間違っていた!」という事態になってしまいます。
この記事ではテレアポでアポを獲得したときの、確認すべき事項について解説します。
確認漏れでトラブルにならないよう、注意してくださいね。
Contents
アポが取れたときに確認すべき4つのこと
テレアポでアポが取れたときに、確認すべきことは次の4つです。
1・担当者名の漢字
2・担当者の部署名
3・折り返しの電話番号、連絡先
4・訪問する住所、担当者の部署までの行き方
自分の思い込みがすべて正しいと思わずに、きっちりお客さんに確認しましょう。
1・担当者名の漢字
アポが取れたとき、担当者の名前を確認するのは、ほとんどの人がするところ。
ですが担当者の名前の漢字は確認しましたでしょうか?
もし担当者の名前の漢字を確認しておかないと、のちに大きなトラブルになるかもしれません。
なぜなら電話の音声はお互い聞きにくいからです。
復唱させて頂きますが、「えりぐち」様ですね。
はい、「えぐち」です。
分かりました。では、「えりぐち」様あてに、当日お伺いしますので。では、よろしくお願いします!
電話の音声は聞き取りにくく、お互いが聞き間違いをするのです。
ですので名前だけの復唱では、間違いが起きてしまいます。
テレアポでアポが取れたら、必ず担当者の名前の漢字を確認しましょう。
「えりぐち」様ですね。失礼ですが、どのような漢字を書きますか?
サンズイにカタカナの「エ」、食べる「口」、で、「えぐち」です。
あ、「江口(えぐち)」様ですね。では、当日、江口様あてにご訪問させて頂きます。
担当者の名前を聞いておけば、間違いは起こりません。
2・担当者の部署名
担当者名で安心しがちですが、きちんと部署名も確認しておきましょう。
部署名が分からないと、アポを取ったあと、営業マンが迷子になる可能性があります。
お約束頂きました○○です。鈴木様お願いします。
鈴木は複数名おりまして・・・。どの部署の鈴木でしょうか?
鈴木さんとしか聞いてなかったので・・・困った・・・!!
担当者につながったとき、部署名を名乗ったかもしれません。
「○○のご担当者様をお願いします」とつないでもらったので、担当者は「○○の担当者」のはず・・・。
しかしアポインターの勝手な推測だけでアポを確定させてしまうと、その後営業マンが迷子になる可能性があります。
一度迷子になると担当者に会える確率は低く、せっかく訪問してもお引き取り頂く結果になることも。
勝手な思い込みで決めつけず、忘れずに「部署名」を確認しましょう。
3・折り返しの電話番号・直通の電話番号
こちらもアポが取れたとき、必ず確認してください。
中規模以上の企業ですと、電話回線が複数あり、代表番号に電話しても担当者につながらないケースが稀にあります。
部署直通・担当者直通の電話番号を教えてもらっておくと、間違いありません。
折り返し先の電話番号は、こちらの代表番号でしょうか?もし直通の番号がありましたら、教えて頂けませんでしょうか?
4・訪問する住所、担当者の部署までの行き方
テレアポのリストには顧客の住所も書かれているはず。
ですのでアポインターは、「リストの住所が訪問する住所だろう・・・」と思いがちです。しかし本当にそうでしょうか?
・本社のすぐ近くに支社がある。
・たまたま本社で電話を受けたけど、基本的には営業所にいることが多い。
・製造業の本社兼工場では、「○○棟」などと建物が複数に別れている。
リストに書いてある住所と訪問する場所が、微妙に違っているケースもあります。
ですので、アポが取れたら訪問する場所を確認しましょう。
○○日にご訪問する場所は、○○市の○○の住所で間違いないでしょうか?
そこにはいないので、△△の住所に来てください。
この一言を確認することで、路頭に迷う営業マンを1人減らせます。
テレアポで獲得したアポイントの確認は失礼ではない。
テレアポに慣れてないあなたは、テレアポによる罪悪感を感じていませんか?
テレアポはお客さんから歓迎されないことが多く、心ない言葉を言われることもあります。
そのため「自分のかけている電話(テレアポ)は、迷惑なことなのか…」と思いがちです。
すると、せっかくアポが取れても、
この迷惑な電話を一刻も早く終わらせることが、お客さんのためなのだ!!
と思い、アポの詳細の確認をせずに、すぐに電話を切りがちです。
ですが、いいえ、ちがいます。
現に電話したお客さんの中には、あなたのトークに興味をもってくれ、次の約束をしてくれる方もいるじゃないですか。
次の約束をしてくれた、ということは、あなたの話に興味を持っていること。つまり「もっと詳しく知りたい(有益な情報であれば)」と思っているのです。
だからこそ、せっかく頂いた約束(アポ)の電話は、すぐに切ってはいけません。
頂いたアポに間違いがないように、しっかりと確認するのです。
1つ1つ確認するのは失礼ではなく、「アポに対して、丁寧な対応をしている」ですよ!
ときに「早く切ってよ・・・」オーラを感じるかもしれませんが、最後の最後でお互いに迷惑がかからないよう、しっかり確認しましょう!
まとめ:アポが取れたときほど、冷静に。
アポが取れたとき。うれしくって、すぐ電話を切ってませんか?
「迷惑なテレアポだから、早く切ってあげよう」と思ってませんか?
いいえ、ちがいますよ。アポが取れたときほど、冷静にアポの詳細を確認すべきです。
【アポが取れたときに確認すべきこと】
1・担当者名の漢字
2・担当者の部署名
3・折り返しの電話番号、連絡先
4・訪問する住所、担当者の部署までの行き方。
せっかく獲得したアポイント。確認を怠ると、営業マンが迷子になるかもしれません。
営業マン、そして電話を受けてくれたお客さんのためにも、最後の最後はしっかり確認して締めくくりましょう!
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