営業支援会社がテレアポを行う場合、
・アポインターのスキルが高いこと
・商材についての研修制度が整っていること
・ターゲットの興味を引き、誘導できるトークスクリプトの作成
等が挙げられると思います。
しかし最も重要なことは、
「精度の高いリスト」
を作っているかが、とても大切です。
では、「精度の高いリスト」とはいったいどういうリストなのでしょう?
アポインターは、用意されたリスト上でしか戦えない
アポインターが架電をする際、用意されたリストが「最も大きな武器」となります。
架電前に、商材に関する研修を充分に受け、クライアントに対しての情報は習得できても、これから架電する、ターゲットとなる会社の詳細までは把握しきれていません。
架電先からは、予想していた質問や、全く想定外の質問まで、さまざまなご質問が飛び交います。
その時に適切に対処できるかは、リストの精度に左右されます。
リストの精度が高く、
・ターゲットを絞ったピンポイントのリストである。
・リスト上に必要な情報があり、自然とトークができる。
という状態は、アポインターの背中にジェットパックを取り付け、戦場を無尽に飛び回るイメージに近いものがあります。
ですがテレアポノウハウの中には、
「テレアポはHPを見ながら電話しろ!」
との教えもあります。
たしかにHPを確認しながら架電すれば、必要な情報を見ながら電話できるので、精度高く電話することも可能ではあります。
しかし会話を進めながら、会話履歴を残し、架電先の企業の情報、HPを見ながら話すと言うことは、実はとても難しいことです。
特にこだわりを持った企業ほど、HPは階層化されており、アポインターが今すぐ欲しい情報を簡単に見つけることができません。
だからこそ、精度の高いリストが大切になります。
そのような情報が用意されているリストであればこそ、熟練したアポインターの技量が活かされ、アポイントの量産へとつなげることが出来るのです。
リスト制作へのこだわりが結果を左右する。
営業支援会社を比較するとき、ぜひリスト制作へのこだわりを聞いてみてくださいませ。
中には実際のリストを、一部開示してくれる会社もあると思います。
アポインターが架電したときに、よりスムーズに日程調整まで進められる、必要な情報が記載されているか?
架電先の記載されているURLは、HPのどこに飛ぶ仕組みなのか?
リストを設計した経緯」をヒアリングし、その経緯に納得できる営業支援会社を選びましょう。
まとめ:武器を揃えてこそ成果が出せる
テレアポの営業代行をするにあたって、アポインターの力量に重きを置かれる傾向がありますが、熟練したアポインターであっても、武器が充実していなければ、その力は発揮できません。
アポインターの研修制度が充実していることも、非常に大切です。しかし精度の高いリストや、完成度の高いトークスクリプトは蓄積された独自のノウハウが必要です。
テレアポ代行業者の技量を見極めるためにも、しっかり比較してみてください。
実際に稼働した際、獲得するアポイントの「質」にも大きく関わることです。
後々のトラブルを避けるためにも、リスト、トークスクリプト制作については、事前打ち合わせが充実し、自社の希望や方向性を理解してもらえる業者を選ぶことが大切です。