こんにちは、営業代行の河合です。
「テレアポは時代遅れだ」
これは20年ほど前から言われていることです。
しかし令和となった現代でもテレアポは行われてますし、大手企業もテレアポを活用するなど、依然としてテレアポは優秀なアプローチとして利用されています。
ですがテレアポにもデメリット、苦手なことがあります。
テレアポを活用するには、
「テレアポの得意なこと・できること」
「テレアポの苦手なこと・できないこと」
これらを明確にし、ターゲット・目的を定めてテレアポすることが大切です。
この記事では、
・テレアポでできること
・テレアポのメリット
・テレアポのデメリット
について、解説させて頂きます。
Contents
テレアポでできる4つのこと
テレアポでできることは、顧客への初期アプローチです。
まだ顔を合わせたこともない、社名すら知らない会社同士の最初の出会いを作ることです。
テレアポを活用することで、次の効果が得られます。
訪問するアポイントがとれる。
テレアポをすることで、お客様を訪問するアポイント(約束)がとれます。
最近の企業はセキュリティが高く、前触れなく飛び込み訪問をしても門前払いされるのがオチ。
しかし事前にテレアポで担当者とアポイントを取っておけば、難なく受付を突破し、商談の席につけるのです。
「とにかく足で稼げ!お客さんとたくさん会ってナンボだ!」
先人が残した営業の格言のとおり、営業する回数が増えるほど、売上が上がるチャンスも増えます。
野球で例えるなら、打席に立たない限りはヒットは生まれない、のと同じ理論です。
どんなに優秀なバッターでも、打席(商談の席)に立つ回数が少なければ、ヒットは少ない(売上は少ない)のです。
しかし営業ではいきなり「営業に来ました!」と言ったところで、営業の席に座らせてくれません。バッターボックスにすら、立たせてくれないのです。
そこで必要になるのが、テレアポですね。
事前にお客様に電話連絡し、営業の許可を頂くことで、はじめて商談の席に立てるのです。
テレアポをすることで、商談の機会を手に入れられます。
商談の機会が増えることは、つまり売れる機会が増えること。テレアポは売れるチャンスを量産できるのです。
詳しい資料が見てもらえる。
テレアポの狙いは、訪問するアポイント。お会いして、商談の席につきたいのです。
しかしお客様は、見ず知らずの人からいきなり売り込まれることを嫌います。
ですので、たとえ電話で商品の説明を受けて「あ、気になる・・・」と思っても、なかなか会ってくれません。
そこで有効になるのが、詳細資料の送付です。
テレアポでお客様の興味を引いたあと、商品の詳細資料を送ることで、内容をしっかり見てもらえるのです。
しかしあなたは、
「え?でも資料送付なら、テレアポしなくてもいいんじゃない?」
と、心の中で思いませんでしたか?・・・おっしゃる通り、正論でございます。
資料送付だけなら、わざわざテレアポをして「資料送って!」とお客様の許可を頂く必要はありません。
ですが資料送付の前にテレアポのひと手間を加えることで、
・資料の開封率、精読率が上がる。
・問合せ、成約の確立が上がる。
ことができます。
さらに、
「資料を送らせて頂きましたが、その後いかがですか?ご不明な点はありませんか?」
とアフターフォローの電話を入れることも可能なのです。
手厚いフォローは商談の成約率アップにつながります。
営業の起点(きっかけ)が作れる。
テレアポでできるのは、
・アポイントが取れる。
・資料送付できる。
・資料送付後のアフターフォローができる。
など、営業初期のアプローチです。
しかし当然ながら、初期のアプローチだけでは契約は頂けませんし、売上も伸びません。
ですが、初期アプローチで営業の起点(きっかけ)さえあれば、営業を展開するのは楽なんです。あとは対面での営業でどんどんお客様のハートを開かせていけるのですよね。
「きっかけさえあれば、あとは売れる自信はあるのに・・・」
商品力がある、提案力もある、サービスも素晴らしい。
しかしそれだけでは、なかなか売れません。
なぜならお客様に知ってもらうきっかけが、圧倒的に少ないからです。
テレアポをすることで、営業の起点(きっかけ)が作れます。
きっかけさえあれば、その後の営業を展開するのは簡単ですよ。
営業戦略、商品設計のチェック・見直しができる。
テレアポを検討される方の中には、「新商品(サービス)を開発したから、展開したい!」という方も多くいらっしゃいます。
新商品を開発するにあたり、
・商品設計、仕様
・価格、キャンペーンなどの戦略
・想定ターゲット
などを、入念に設計します。
ですが、いざテレアポで営業をスタートしてみると、
「あれ、思ったより売れないぞ・・・?」
「お!これはなんか売れそうだぞ・・・!」
と思うことが多々あります。
予想以上に売れることに越したことはありませんが、問題なのは「予想より売れなかったこと」です。
売れないことには、必ず原因があります。何かがおかしいのです。
ですがその「何か」が簡単に分からないのですよね。「何かが」簡単に分かるようでは、この世はもっと成功者で溢れております。
だからこそ、テレアポが大切になるのです。
テレアポをすると、お客さんからの反応がダイレクトに伝わります。そのため商品の抱える課題が浮き彫りになります。
・商品の仕様を見直してみる。
・価格戦略を変えてみる。
・ターゲットを変えてみる。
実際に営業したからこそ得られるデータは、残酷すぎるほど正確です。
しかしそれを受けて忠実に改善することで、売上アップの道は近づくのです。
テレアポのメリット・強み
テレアポによって得られることを最大限増やすには、テレアポのメリット・強みをいかすことが大切です。
短時間で、より多くの顧客にアプローチできる。
テレアポのメリットは、短時間でより多くの顧客にアプローチできることです。
先ほども申した通り、営業の成績は「どれだけ多く、営業の打席に立ったか?」によって変わります。
つまり、
営業成績=打率(成約率)×打数(営業の席に立った回数)
なのです。
テレアポなら移動する時間がゼロなので、その分多くの顧客に営業できます。
案件にもよりますが、目安としては1時間に15~20件もの電話が可能です。
これを訪問営業でやろうとすると、かなり無理がありますし、消耗してしまいます。
WEBセールスでも1時間に15~20回もキラーページ(申し込みページ)が閲覧されるHPを作るのは大変です。
多くの人にキラーページを見てもらうためにリスティング広告を出すと、秒速で札束が燃えていきます。
これらを踏まえて考えると、「テレアポによる初期アプローチは、非常に理にかなっている」と言えます。
営業をして、結果が分かるまでの期間が短い。
またテレアポのメリットは、営業をしてから結果が分かるまでの期間が短いことです。
テレアポは電話してすぐに、顧客の反応がダイレクトに、そしてリアルタイムで分かります。
またテレアポは短時間に多くの件数がこなせるため、手早くデータを収集するのにも優れています。
そのため、
・売れるのか?売れないのか?
・どんな課題を抱えているのか?売れるためには、どこを改善したらいいのか?
・ターゲットに間違いはないか?需要のあるターゲットはどこか?
がほかの営業ツール(訪問営業、WEBセールス、メール営業など)に比べ、早い段階で分かります。
テレアポのスピード感は、ほかの営業ツールよりも群を抜いて早いです。
訪問営業:訪問するのに時間がかかり、数がこなせない。
WEB集客:サイトを作成してから、効果が出るまで時間がかかる。
メール営業:顧客の反応が見えずらく、生の声(意見)を聞くことができない。
テレアポのメリットはスピード感です。スピードある営業で、いち早く事業を軌道に乗せることができます。
コストを抑えて、効率よく営業できる。
またテレアポのメリットは、コストが安いことです。
テレアポにかかるコストは、人件費と電話代だけです。初期投資として通信環境と電話機が必要でしょう。
ですので、
・新規事業のため、営業コストをできる限り抑えたい。でも売上は伸ばしたい。
・独立して間もなく、初期費用をできる限り抑えたい。でも新規顧客が欲しい。
・限られている人手で営業しなくてはいけない。でも契約は欲しい。
このような悩みを抱えている方にテレアポはおすすめです。
ほかの営業ツールで比較してみると、
・訪問営業:時間的コスト、設備コスト(社有車など)、人的コストがかかりすぎる。
・WEB営業:設備コストは低いが、結果が出るまで時間がかかるので、時間的コストがかかる。作業が大変。人的コストがかかる。広告を出すと、光の速さでお金が溶けていく。
・メール営業:コストは低い。ただしメールの開封率も低い。
と、一長一短、メリット・デメリットあります。
営業の初期アプローチに特化させれば、テレアポはかなり優秀な営業ツールとなりましょう。
テレアポのデメリット・弱み
しかしながら、テレアポにもデメリットがございます。弱みがあるのです。
テレアポは次のような弱みがあります。
1回あたりの営業できる時間が短い。(長くて5分程度)
テレアポの致命的なデメリットは、1回の電話で営業できる時間が短いことです。
長くても5分程度、短ければ5秒(ガチャ切り)、平均して30秒ほどお時間頂ければ「御の字」でしょう。
テレアポの営業時間が短くなってしまうのは、電話先のお客様は仕事で忙しいからです。
日々の業務で忙しいところにセールスの電話がかかってきたら・・・。
もしあなたが逆の立場だったら、要件を聴くまでもなく「いりません!」と言いませんか?
あなたの商品の魅力に関わらず、お客様は多忙ですのでセールスの電話は聞いてくれません。
そのためテレアポで、詳しい商品説明をするのは難しいでしょう。
セールスを煙たがるお客様を尻目にセールストークを続けると、怒りスイッチを押してしまいます。ご注意くださいませ。
言葉で説明するより、商品を見せた方が100倍伝わる。
テレアポ代行を稼業とさせて頂いているので、短い時間で効率よく伝わる言葉を研究しています。
ですがそれでも、言葉で説明するより、商品を見せた方が100倍伝わるのですよね、悔しいですけど。
これは私だけの問題ではなく、古く先史時代から続く事実でございます。
「百聞は一見にしかず。」
100個の言葉を投げかけるより、1枚の写真を見せた方がよく伝わります。
ですのでテレアポをするならば、まずはお客様の関心を引き、「続きはWEB(メール、もしくは訪問)で!」作戦することがおすすめです。
断られることが多いので、アポインターに負荷がかかる。
さらにテレアポのデメリットは、断られることが多いので、アポインターに負担がかかることです。
もしも社内で「テレアポをやるぞ!」と号令をかけたとき、社員の多くは「俺はいやだ・・・」と心の中で思っていることでしょう。
テレアポをすることで、効率よく初期アプローチができ、お客様に「ありがとう」を言ってもらえることも多いです。
しかしそれ以上に断らることの方が多いです。場合によっては、心無い言葉をかけられるときもあります。
ですので、テレアポをするときはテクニックはもちろんですが、メンタルトレーニングも欠かせません。
なぜならテレアポで心を病んでしまい、再起不能になるケースだってあるからです。
あなたの大切な社員様がテレアポで消耗する前に、一度「テレアポ代行」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ:メリット・デメリットを知って、効果的な営業を!
テレアポは初期アプローチとして、とても優秀な営業ツールです。
最速で、狙ったターゲットに、直接営業できる。しかも反応もダイレクトにフィードバックされる。
これはテレアポだけのメリットです。
しかしデメリットもあります。
テレアポを活用するときは、メリット・デメリットの両方を抑えておくのがポイントです。
【テレアポでできること】
・訪問するアポイントがとれる。
・詳しい資料を見てもらえる。
・営業の起点(きっかけ)が作れる。
・営業戦略、商品設計のチェック・見直しができる。
【テレアポのメリット・強み】
・短時間でより多くの顧客にアプローチできる。
・営業をしてから、結果が出るまでの時間が短い。
・コストを抑えて、効率よく営業できる。
【テレアポのデメリット・弱み】
・1回あたりの営業時間が短い。(長くて5分程度)
・言葉で説明するよりも、商品を見せた方が100倍伝わる。
・断られることが多いので、アポインターに負担がかかる。
テレアポは顧客1件1件に電話することで、着実に売上を伸ばしていきます。
ただし1回あたりの営業時間が短いので、メール営業・WEBセールスとの組み合わせが大切でしょう。
効率的にテレアポを運用し、売上アップを目指していきましょう!
営業のアウトソーシングで商談に集中できる!
テレアポの魅力は、スピード感と低コスト。
その場で顧客の反応が得られるため、最短で商談でセッティングできます。
しかし最大のデメリットは、精神的負担。断られることが圧倒的に多いので、とにかくしんどいのです。
そこでおすすめしたいのが、営業のアウトソーシング(外注)です。
とくに負担のかかる初期アプローチ(テレアポ)をアウトソーシングすることで、大切な商談に集中できます。
河合商事では、「戦略的テレアポ代行」として、
・精度の高いオーダーメイドリストで、取引したい顧客だけを狙い撃ち。
・追跡コールで見込み客を逃さない。
・成約までの営業プロセスを戦略的にご提案。
など、高品質なアポイントを低コストで量産しております。
ぜひ営業のアウトソーシングを活用して、効率よく新規開拓していきましょう。
▽戦略的テレアポで、高品質アポを低コストで量産!
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