こんにちは、営業代行の河合です。
「営業マンはしゃべってナンボ。キレッキレの営業トークでお客さんのハートを射止めてナンボ!」
・・・と思っていませんか?
イエス、もちろん営業テクニックバリバリのトークは重要です。
しかし営業でもっと重要なスキルが、「セールスライティング」でございます。つまり「書く力」ですね。
書く力を伸ばすことで、営業力が伸ばせます。ひいては売上アップだって可能です。
この記事では営業する上で外せないセールスライティングについて解説させて頂きます。
口下手で営業トークが苦手・・・という方。ぜひセールスライティングを身につけて、最強の営業力を身につけましょう。
Contents
営業に書く力がなぜ重要なのか?
「営業=しゃべる仕事」というのは間違いではありません。しかし正しいとも言い切れません。
なぜなら営業の役割は、お客さんに自社の想いを伝えることだからです。
自社の想いを伝える方法は、お客さんの目の前でしゃべるだけではありません。
・メールを書く。
・HP(ブログ)を更新する。
・DM(手紙)を書く。
・キャッチコピーを書く。
これらに共通しているのは、どれも「文章を書く」ということ。文章を書くことで、お客さんに想いを伝えられるのです。
文章を書くことは、しゃべること同様に重要です。
いえ、ネット社会に突入している現代では、書くスキルの方が重要かもしれません。
セールスライティングは保存できる・蓄積できる・拡散できる。
セールスライティングのメリットは、3つあります。
・保存できる
・蓄積できる
・拡散できる。
これら3つのメリットは、どれも文章だからできること。一度文章を書けば、時間とともに色あせて消えることはありません。一方でセールストークは動画で撮影しなければ、言った側から消えていってしまいます。
文章は消えないので、蓄積することだって得意です。
HPやブログにアップし続ければ、やがて膨大なセールスライティング集になります。これを全部しゃべろうとするのは、物理的に無理ですよね。
ですが文章であれば、書き溜められますし、読み手もすきま時間に流し読みすることもできます。セールストークほど相手の時間を拘束しません。
またネット社会の特徴として、拡散がございます。
書いた文章はSNSを通じて拡散されることがあり、より多くの人に読まれることに。リアルの社会でいえば、口コミが一気に広がっていくイメージでしょう。
ここまで大きいセールスライティングのメリット。
しかしこれは書くスキルがあってこそ受けられる恩恵です。もしも書いた文章が小学生の作文のような駄文だったら・・・?
全世界に向けて恥をさらしてしまうのと同じでございます。
ネットで文章を書くのは、もろ刃の剣。ぜひセールスライティングを身につけて、売上アップに結びつけたいところです。
書くことで話の構成がうまくなる → トークもうまくなる。
口下手な営業マンほどセールスライティングを身につけるべき理由は、セールスライティングを身につけることでセールストークもうまくなるからです。
「書く」・「しゃべる」はまったく別のスキルのように感じますが、いいえ、ちがいます。
どちらも言葉を使って、「相手に想いを伝える」、ということが共通しております。
そのため書く練習をしていくと、
・文章(話)の構成がまとまる。
・言葉の選び方がうまくなる。
・無駄な文章(トーク)を省くので、聞きやすい文章(トーク)になる。
ライティング・トーク、ともにスキルアップできるのです。
ですので、口下手な営業マンだって書く練習をすれば、お客さんの前でスラスラしゃべれるようになります。
ちなみに「無口・無表情・不愛想」のゴールデンルーキーとして営業デビューした私は、書く練習によってだいぶ人前でもしゃべれるようになりましたよ。
人前に立っただけで頭が真っ白になってしまう方。まずは書く練習からしてみませんか?
顧客は営業マンに会うまで、多くの情報(文章)をリサーチする。
書くことが重要なのは、近年のネット社会・情報化社会による影響が大きいです。
ネットが発達した現代では、顧客は営業マンに会うまでに多くの情報(文章)をリサーチします。
アポの依頼が来た会社。ネットで調べてもなにも情報が出て来ない・・・。
怪しい会社かな?アポは断ろう・・・。
もしも顧客が事前リサーチしたときになにも情報がヒットしない、もしくは程度の低い情報(時代遅れのHP・小学生のような文章)だったら、その時点でアウトでございます。
ですので営業トークを磨く前に、まずはライティングスキルを磨いて、顧客のハートを射抜く文章を書く必要があります。
もちろん会社案内・商品の説明だけでなく、
・起業した想い。
・商品を開発したストーリー。
・販売する人の人間性。
これらを顧客に知ってもらうのに文章はもってこいです。
「俺、日本語しゃべれるし、文字も書けるし。」「いまさら文章を書く練習なんてしなくてもいいよな。」
なーんて思っていると、1人寂しく時代に取り残されてしまいますよ。
ライティングスキルは、書けば書くほど磨ける。
いかがですか?ライティングの重要性、ほんの少し共感頂けましたでしょうか?
・・・と、えらそうに語りましたが、じつは私は書くのも苦手でございました。
トークもライティングも苦手で、よく営業を続けて来れたなと思いますが・・・めんぼくないです。
ですが、だからこそ思うのです。ライティングスキルは努力次第で伸ばせると。
もちろん、生まれ持ったライティングセンスがあることは認めます。
読んだ瞬間に心を奪われる文章、小説のような独特の世界観を創れる文章。とてもマネできません。
しかし正しい努力を続けることで、自分のもつ魅力を伝えられる文章がかけるようになります。
自分の魅力を伝えられる文章がかける。これは営業マン、いえ、独立して自分で営業する方にとっては必須スキルでございます。
ライティングスキルを伸ばすには、書く練習を続けることが大切です。
正しい書き方を学びながら、練習を重ねるのが一番の近道。「急がばまわれ」、ですね。
まとめ:営業するなら、書く力を磨くべし。
営業マンだからしゃべってナンボ!
というのも一理ありますし、テレアポ代行を営んでいるので、さすがにお口チャックでは生きていけません。
ですが営業マンはしゃべることと同じくらい、書くことも重要でございます。
・セールスライティングは保存できる・蓄積できる・拡散できる。
・書くことで話の構成がうまくなる → トークもうまくなる。
・顧客は営業マンに会うまで、多くの情報(文章)をリサーチする。
日本語が書けるからといって、あなどるなかれ。ライティングの世界はとても奥が深いのです。
口下手な営業マンほど、書く練習をしてみましょう。
ライティングスキルは強力な武器になる上に、営業トークもうまくなりますよ。
ぜひ素敵な営業を。それでは、また!